声が出る仕組み
肺=駆動源
肺から空気が送りだされます
肺=駆動源
肺から空気が送りだされます
空気が通る際に、声帯と呼ばれる2つのヒダが振動することで音が作られます
のどで作られた振動が、口や鼻で整えられたり共鳴することで、普段私達が聞いている声となります
声はこのようにして、肺、のど(声帯)、口・鼻という3つの器官の働きによってできています。
このうちのどれか、もしくは複数の器官に何らかの異常があると声が上手く出ず、かすれたり、かれたり、鼻声になったりします。
声は喉で発生した振動が空気を伝わって届くことで相手に伝わります。
そのため声質には声帯振動が大きく影響しており、非常に微妙な振動の変化によって声が変化します。
かなり専門的な話になりますが、声帯振動を規定する要因は
であり、これらが障害されると声質がおかしくなります。
診察の際には声帯の観察、聴覚印象検査、空気力学検査などを行いながら、どこに障害があるのかを探っていきます。